睡眠時無呼吸症候群と生活習慣病

治療について

体位の工夫

 どのような治療法があるのか?基本的な注意点として、まず睡眠中の体位の工夫を考えることです。仰向けで寝ると重力の関係で舌の付け根(舌根部)が下向きにさがり、上気道を塞ぎます。これが閉塞型無呼吸の原因です。そのため横向きに寝ると症状が良くなる可能性があります。横向きで寝る工夫としては、枕を背中にたてて傾斜をつけたり、パジャマの背中に丸めたタオルを縫い込んだりする方法があります。